今後のために整理してみます。
まず現状のWindows 10バージョンは November 2019 Update(バージョン1909)
この10月リリースの新バージョンは October 2020 Update(バージョン20H2)
MSのアップデートスケジュールは年2回なので、今年の春(バージョン2004) をスキップしたことになります。あれ? スキップしたっけか。
ネットを見ると、けっこう「スルーされた」という人もいる。どうもMSのアップデートプログラムは個々人のPCをあれこれ監視していて、ちょっと問題ありという場合は「更新しなさい」というメッセージを出さない。このへん、詳細は不明ですが、どうもそうらしい。だから「更新しなさい」メッセージの出現するタイミングはバラバラ。すぐ来る人も入れば来ない人もいる。
自分のPC、なるべくアップデートなんてしたくないので、最大限ペンディングの設定にしていますが、でもこれには期限がある(35日だったかな)ので、MSが「更新させるぞ」と決意してるんなら、ま、敵対不能ですね。いずれやられてしまう。
そういうわけで、ひょっとしたらバージョン2004は(当方のパワー不足で)自然にスキップされたのかもしれない。
で、この春のバージョン2004、大きなアップデートだったらしいです。言葉を変えると、問題の発生しやすいアップデート。
それにくらべるとこの秋は小さなアップデート。しかもこれまで月々のマイナー配信で実は少しずつ配布していたという。
少しずつなんで気がつかないけど、いつのまにか蓄積されていた。潜伏覆面ブログラムです。そしてこのバージョン20H2は「もう隠れていないで、顔を出せ。仕事しろ!」という業務指令でもあった。
そういうふうに説明しているサイトが多い。なるほど。自然にしたがっていると、すんなりアップデートされる。実際、この秋に買った妻のノートPCは、まったくトラブルなく、するりとバージョン20H2になりました。
それなのにこっちのデスクトップはうまくいかない。
どううまくいかないのか。
まずアップデートに時間がかかります。だいたい2時間。ただしこの程度かかったという例も多いようなので、ま、仕方ないのかな。
次に、アップデートしてから、起動にえらく時間がかかるようになった。何回試してみてもそうです。
■バージョン20H2 → サインイン画面まで130秒
調べまわりましたが、アップデートで遅くなる理由として挙げられているのは「スタートアップで動いているプログラム」「バックグラウンドで動くプログラム」などなど。しかしこうしたプログラムが邪魔しているとしても、せいぜい10秒、20秒でしょう。1分以上もかかるとは信じられない。
マメに削除しても一気に速くなるとは思えない。自作30年の「カン」ですが、ちょっと無理筋。
では何か。もっと大きな部分のトラブルでしょうね。たとえば画像プログラムとか、重要なドライバー絡みとか。このへんが合わなくて、裏でシコシコ調整作業をしている。こういうトラブルなら2分3分は平気でかかる。下手するとフリーズする。
ついでに。モタモタと起動しても、立ち上がってしまうとけっこうスムーズです。これでもいいか・・・と甘い気持ちになりそうですが、突然おかしくなる。たとえば設定関係ウィンドウがフリーズしたり、次のメニューに行かなくなったり、クローズボタンが効かずどうやっても消えなくて、リセットするしかなくなったり。どうもおかしい。
おかしいです。
やはり待ちますか。いまのバージョンは来年の5月がサポート期限。それまでに新しいシステムに買い換えようと思っています。考えてみれば8年も前のCPU、マザーボードです。合わなくなっても不思議はない。ためしにマザーボード(ASUS、P8Z68-M PRO)のドライバー関係、新しいのが出てないか調べても、Windows10なんてサポート外みたいな雰囲気です。なるほど。
来年の春あたり、Ryzenシリーズで一新しますか。CPUが爆速になりチップセットやドライバー関連が変われば、ま、たいていの問題は解決するでしょう。イヤですが、最悪の場合はOSのクリーンインストール。通常、これで解決できない問題はない。ないはずです。