で、有線LAN接続だったデスクトップPCを、無線LAN接続にする必要が出てきました(※)。「電話」と「PC」が離れているからしかたない。ずーっとLANケーブルを延ばすわけにもいかないし。
最初に思いついたのは古典的LANカードです。PC内部のPCIポートかなんかに差す。でも調べてみたら、けっこう様相が変わっていた。つまりPCIに差すんじゃなく、USBポート利用のアダプタが一般的になっている雰囲気。ふーん。USBで速度、出るのかなあ。
てっきりバッファローとかエレコム、I/Oデータあたりかと思ったら、TP-Linkという会社がブイブイ言ってるんですね。もちろん中国です。安くて、早い。信頼性もたぶんあるんでしょう。価格コムで見ると上位を独占している。もう定番商品というイメージ。
ノートPCに差すのなら小型アダプタがいいだろうし、必要ならアダプタからアンテナを延ばす。しかし部屋のすみっこに置いたデスクトップです。筐体の裏側に小さなのを差しても、陰になって電波が届かないんじゃないだろうか。そんな心配をしていたらありました。TP-LinkのArcher T4U Plus。ケーブルを延ばしてアンテナを開けた場所に置けるモデルです。USBも3.2 Gen1。
というわけで手に入れて設置完了(※)。有線ケーブルを外して試してみました。ルータが近いので(よくわからないけど)モードは11aを選択。
結果。日中で下りは32-33Mbps程度。有線接続とほぼ同じレベルでした。有線が遅い!ともいえますが、なんせ銅線使用のVDSLなんでしかたない。本音としては無線で同じ速度が得られるとは想像していませんでした。世の中、変化しているんですね。
※いまどき「無線LAN」は使わないのかな。世間にはやたら「Wi-Fi」という言葉があふれていて、こっちが当然という雰囲気になってる。はい。最初に「Wi-Fi」という言葉に接したときは「?」でした。ラジオなんかの用語と思っていた。
※ ケーブルはかなり硬くて太い。本体+アンテナ(15cm程度)はかなり軽い。うかつに触ると転びます。