で、その平坦な屋根の中央あたりに、スチールの円筒形が突き出ている。スチールというよりステンレスかな。大きさは少し大きめの茶筒です。たぶん500gくらいは入る。
なんだろうな・・・と前々から疑問に思っていました。そのうちネットで調べてみようと思いつつ延々数年。すぐ忘れるんですよね。
「脱気筒」というんだそうです。なんの「気」を逃がすのか。
こうした平屋根はとうぜんしっかり防水されてるわけですが、雨に濡れたり水が溜まったりすると、どうしても多少は湿度が高くなる。つまり防水層と下地のコンクリートとの間に水蒸気がたまります。湿気と乾燥の繰り返しは劣化に繋がるので、やはり逃がしてやったほうがいいですね。その排気用の装置が「脱気筒」。
たぶん、図のような仕組みなんだと思います。ようやく疑問が解消した。