わりあい好きな閻連科ですが、途中パラパラするだけで読み進めなかった。期限がきて返却。
仏教・道教、天主教・キリスト教・イスラム教。それぞれの指導者クラスが国立大学付属（？）の宗教センターに集められて、なぜか賞金かかった綱引きをする。で、若い尼僧と若い道教の（当然だけど）道士がなにしたりカニしたり。老子がどうして菩薩がどうする。かなりハチャメチャ本の気配でした。惜しい。再度かならずトライのと予定。
で、今週は帰りにスーパーに寄るので、図書館はあっさり1冊程度で帰ろうと思ったら、あららら。ヒラリー・マンテルの新しいのが本棚に並んでいた。「鏡と光」早川書房。借りないわけにはいきません。
分厚いです。上下二冊。それぞれ厚さは700ページ、定価は4950円ずつ。面白いから重量を計ったら両方あわせて1.3キロオーバーでした。
ヒラリー・マンテルのこのシリーズは、ヘンリー8世の寵臣だったトマス・クロムウェルが主人公です。一般的には悪人、佞臣ということになってるんでしょうね。「ウルフ・ホール」 「罪人を召し出せ」と続いて、ようやく完結編の第3部。楽しみだけど、時間がかかりそうだなあ。