ふと気がついたら、目覚まし時計の針が落ちていた。写真のオレンジです。
落ちても不思議はないけどね、いったいいつ落ちたのか。不明。
だいぶ貫祿ついてるけど、そもそもいつ買った時計なのか。これも不明。型番で調べてみましたがダメでした。CITIZEN (リズム時計工業)のものです。そのままでも不便はないけど、ちょっと恥ずかしい(誰も見ないけど)ので、吉祥寺のヨドバシで新しいのを買ってきました。
時計といえば、我が家には37年ものの壁掛け時計があります。1985年製造、セイコーのごく平凡なクォーツ時計ですが、なぜかまだ動いている。こんなことかあるんですよね。
ヨドバシで思い出した。キッチンの洗い場。低い天井についている蛍光灯です。63cn長。30w型というものらしい。
そろそろヘタってきたし、幸い小池百合子様からもらったゼロエミのLED商品券もあるので、駅前のヤマダでLED蛍光灯を購入・・・しようとしたらダメだった。アホなトシヨリがLED蛍光灯のつもりで旧型蛍光灯をレジに持参で、たしなめられたわけです。そもそも売り場には目的サイズのLED蛍光灯が並んでいなかったし。
家でネットを調べてみて、いろいろ知識が増えました。まず、単純に古い蛍光管を外して、新しいLED蛍光管に換えればいいというものではない。考えてみればそうなんです。丸形のシーリングなんかだと、そっくり器具を外して新しいのと交換しますね。光らせる仕組みそのものが違うんだから、当然ではあります。
したがって直管の蛍光灯も同じで、ほんらいは工事するか器具ごと交換するのが原則です。ただグローランプのついた「スタータ型」の場合、単純な交換も可能で、その代わりグロー灯は外さないといけない。売り場なんかで「工事不要型」とか書かれているのがこれです。
で、やすく上げるんなら旧型の蛍光灯を買うしかないんですが、問題は直管蛍光灯には種類があること。グロー灯のついた「スタータ型」。即座に灯がともる「ラピッド型」、そのほかに「インバータ型」もあるらしい。
「スタータ型」はチカチカッと数秒待たせて、それから点灯する。「ラピッド型」「インバータ型」は即座に点灯する。間違ったらいけません。交換の前に自宅のが何型か、きちんと把握してから買い物しましょう。(※)
しかし現実はそんなにスムーズではない。古い蛍光管の表面、型番やらなんやら、ほぼ片鱗もなく消えている。なんかこのへんが少し汚れてるなあ・・という形跡がある程度。つまりメーカーも型番も何もわからない。
グロー管があるかどうかで判断するのが正しいんですが、器具のどこにも見たりません。じゃ「ラピッド型」「インバータ型」なのか。どっちなんだ。これも区別のつきようがない。
こうした調べ物をするといつも感じることですが、ネット情報はあまりうのみにしないほうがいいです。古い情報だったり、間違いだったり、かなり混乱しています。
結局、グロー管が見当たらなくても、内蔵というケースもあるらしい。その場合はグローではなく耐久性のある電子点灯管。チカチカッの時間もかなり短くて、ほとんど「ラピッド型」に近いという。つまりは違いが非常につきにくい。
迷いました。決めてとなったのは「30w型、63cmの直管の蛍光灯は『スタータ型』しか存在しない」ということ。管の長さと種類を一覧にした表のサイトがあり、それで確信できました。「ラピッド型」「インバータ型」の30w型は販売されていない。
という混乱の末、ヨドバシで清く正しいパナソニックの30w型蛍光管を注文。880円。実際に付け替えてみるまで少し不安でしたが、無事、点灯しました。あまり使わない場所だし、8500時間はもつはずなので、ま、一生ものでしょうね。
※ 「チカチカッ」って何秒?「即座に点灯」って本当に即座? 難しいですね。どこかには「チカチカは3秒から4秒。即座は1秒」とありました。この判定もけっこう難しい。