Intelか、AMDか

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ネットでPCパーツ関連を調べまくっています。八幡の藪知らずに分け入った感もありますが、新情報がたっぷり。

そもそもの経緯をいうと、使っているパソコンのパーツがそろそろ古くなりかかっているということです。

HDDやSSD関連は、ま、いちおう大丈夫です。古いHDDは2017年ものですが、メーカー保証が5年なので、もうしばらくは持つでしょう。2.5インチSSDも今年いっぱいは保証期間内です。万一のときは別途のSSDも用意してある。(2年前の故障騒ぎのときに、あわてて購入の緊急用です)

他にもいろいろあるんですが、ま、たいていは大丈夫かな。いちばん危ないのはギーボードで、これは四半世紀もの。しかしPS/2ポート使用で、おまけに特殊な親指シフトなんで、ま、あきらめてます。壊れたら通常のJISキーにするしかないでしょうね。スマホでQwertyのローマ字入力にも慣れてきたし。

問題は電源ユニットです。使用中なのはCougar GX 600 (HEC-GX600)という希少品で、11年前にツクモの特売をパクッと買った。大きすぎる(14cm 18cm)のがタマに傷ですが、静かで安定していて6980円。掘り出しものでした。しかし丈夫な電源といっても10年以上経過。そろそろ頃合いでしょう。考えておく必要がある。

で、電源を考えるには次に買うはずのCPUが問題になります。実際、AMDの新Ryzenは調べてみるとかなりの発熱らしいし。(インテルも実は同じ)

高発熱となると強力なCPUクーラーが必要です。ところがパワフルなCPUクーラはどうしてもサイドフロー型になってしまう。CPUの上に大きな金属製のヒートシンクを載せ、上からファンで風を送って冷やすトップフロー型では、熱い空気をケース中にまき散らすだけともいえる。やはり横から涼しい風を送って、それを上手にケースの外に追い出す構造がベターです。空気の流れを阻害しないということですね。サイドフロー推奨。

cpucooler2.jpg ところが問題が発生です。いまのPCケース、キーボードと同じで25年前に買ったものです。秋葉原のTWOTOPだったか、当時としては高級品のFreewayブランド()。

しっかりした作りのミドルタワーで、なかなか気に入ってるんですが、問題は横幅が19cm程度しかない。つまり当時としては考える必要のない要素だったんですが、高さが15cm以上もあるサイドフローの大型CPUクーラーを入れるスペースがない。風量があって静かな12cmファン(回転数が少なくてすむ)を使うと、どうしても高さ(実際には横幅)がそれくらいになってしまうんです。

で、現状は泣く泣く9cmファン使用の小型サイドフロークーラーを妥協使用。これでも高さは13cmありますね。9cmファンで12cmファンと同じくらい冷やそうと思うと、けっこう回転数が上がります。つまりうるさい。ブンブン唸る。これも、うーん・・・です。

ま、そういうふうに環境が変わってきた。インテルにしてもAMDにしても、新CPUの発熱量がすごいです。ワット数が高い。がんがん消費して、ガンガン走らせて、ブンブン冷やす。なんか力まかせの状況。

まとめると、
高性能の電源ユニットが必要。余裕をみるなら650Wとか750Wか・・。
よく冷える新CPUクーラーが必要。12cmファン、できれば14cmファン。
前提として、そのクーラーを格納できるPCケースが必須。幅が21~22cmは必要。

うーん、広がる・・・・。

というわけで、ネットを調べまくっているわけです。これがけっこう楽しい。

CPU、いま使っているものはTDP 65Wとかです。ま、ちょっと設置クーラーに気を使えばなんとかなるレベルの発熱ですね。(TDPって何だ?というとかなり難しいですが、ま、発熱量の目安みたいなもの) そのTDPが(厳密には違うんだけど)最近は120Wとか170Wとか、すごいらしい。CPU自体も100度越なんて普通にあるようです。あんまり上がるとブレーキかかるようですが、それでもかなり怖い。

新CPU、今までどおりAMD Ryzenにするか、インテルの13世代Core i にするか、これもまだまだ検討の余地あり。使うマザーボードも、古いPS/2規格ポートを残すかどうかを含めていろいろ。そして大型クーラーを入れられる新ケースの調べも必要。

ここ数日、そんなことばっかり。ずーっとゲームやってないし、本も読んでないです。

とりあえずですが、最近の静音ケースの構造の大変化には驚き桃の木です。この25年、世の中、変わっているんだ・・・。 

FreewayもTWOTOP秋葉原もなくなりましたね。アキバにはずいぶん行っていません。