なんとなく見ていた大河ドラマ「どうする家康」。ま、どうもねぇ・・・というドラマですが、時々は光る解釈もあって、我慢するか。
で、昨夜。えーと、たしか城を捨てた今川氏真(※)が掛川城に落ち延び、それを家康が攻める。だらしなかったはずの氏真も奮戦して、奮戦ったって並べた楯の隙間から弓を射るとか。あんまり大将ふうでもないんですが、ま、奮戦。
で、次に画面をみたらなんか家康と氏真が一騎討ちをしてる(※)。たぶん家康が勝ったのかな。と思ったら氏真の奥方も出てきて、三人でなんかガヤガヤやってる。人のいないガランとした座敷みたいなところで家康と氏真と奥方の三人だけ。兄弟のように育ったとか信じてるとか憎かったとか、熱烈討論会ですか。
さすがに呆れてチャンネルを回しました。古沢良太の脚本って、こんなレベルだったのかなあ。それともNHKに絡むとそうなる。大昔の三谷の「新選組！」なんかも、浮気もしないし悪いこともしない近藤勇で、人を殺すのも嫌い(※)。不思議で惜しい大河でした。
※桶狭間で死んだ今川義元の子供です
※関係ないけど、どうして大河ドラマでは、必ず主人公が敵将と一騎討ちするんだろ。これも不思議
※人切りがいけないなら、新撰組なんかやるなよ