せっかくの好天連休、どこかに出かけてみようという話になり、なるべく歩かなくていいという条件で絞って奥多摩あきる野、武蔵五日市へ。たぶん直通なら40分もかからないんでしょうが、乗り換えもあるのでほぼ1時間強。半袖がちっとも涼しくないバカ陽気でした。
で、武蔵五日市の駅からは送迎バスで10分ほど、「黒茶屋」という懐石料理の店があります。店というより、ま、庄屋作りの古民家ですね。板敷きが黒光りする大きな屋敷で、築270年とか書いてありましたが、山里料理とでもいうんでしょうか、山菜とか川魚とか、もちろん山のものではないサーモン刺身とか肉なんぞも少し。
これが思ったより美味しい。なんせ会席形式なんで、チビチビと食べているうちにけっこう腹が満ちてくる。ついつい食べ過ぎました。最後のお雛さま用みたいな鰻茶碗と緑色の山菜ウドンで、完全にとどめを刺された。
おまけに帰路の道路が混んでいるし(連休だから当然)電車もそこそこ人が乗ってくる。ずーっと立ちっぱなし。家にたどり着いたときには完全に疲労困憊です。日頃のサボリがたたって足がなまってるからなあ。股関節まで痛む。足が少しフラついた。
ま、記憶に残るGWの一日となりましたね。翌朝目がさめてから、ああ、胃が軽いってなんと気分のいい・・・と実感した次第です。贅沢の極み。
止