たまたまテレビ欄を見たら、NHK囲碁トーナメントで上野愛咲美(女流名人)が対戦中。途中からでしたがあわてて録画をかけて、あとでゆっくり視聴。
上野の対局って、面白いんです。一般に将棋でも碁でも、女流の戦いは激しいというけれど、上野はその典型。後ろから少女が大きなハンマー振り回しながら追ってくる・・・という情景を誰が思い浮かべたのか「ハンマーパンチ」というニックネームをもらった。
たしかにぴったりです。予想外、とんでもない地点にいきなり重いハンマーが飛んでくる。ふつう、こんな無理攻めしないよなあ・・・と思っていると、あらら、まさかの大石が死んでしまう。近づくと超キケン。まだ22~23歳かな。男性棋士にもガンガン勝っているし、国際戦にも強い。
そういうわけで今日も小一時間、楽しめました。局面は優勢グラフが変化し続ける派手な展開でしたが、最終的には、えーと、辻篤仁という4段の中押し。残念。