電話を取り替えました。
メーカーが違うので、電話帳の流用はできない。電話帳データは親機側に入る形のため、子機側からデータ入力するにしても、近くに置いた親機の電源を入れておかないといけない。そうしないと子機が「親機が発見できません!」とかピーピー文句をいう。
最近の電話機の特徴ですね。やたら「安心モード」が盛りだくさんです。電話コードをつながない状況で子機を操作していると、親機が急にピカピカ光って「警察へナントカカントカ!」と大音量でご注意がある。これ、電源を切ると静かになるんですが、また10分ほどたつと大音量。かなり迷惑です。
何回も電源切りながら、ま、なんとか電話帳データを入れ終わりました。で、最後は電話線に接続してから校正作業。今度は親機側で確認しました。置いた位置が低くておまけにボタンが重いんだけど、仕方ない。ずーっと最後までチェックして、一段落(※)。やれやれ。
妻が「根気があるのね」と言います。はい。かなり根気はあると思います。辛抱強い。イジイジやるのはそう嫌いではないんだけど、でもそのうちに水があふれてくる。あふれると急に「いやだ! 飽きたあ!」となる。この状態になると、もうダメです。我慢できない。
そういえば何年か前、けっこう根気よく英語版のファンタジーSFを読んでました(※)。George R. R. Martinの A Song of Ice and Fire。だいぶ前から米国かな、実写化ビデオになって、世間ではかなり評判でしたね。見たい気はあるけど、なにしろシリーズの値段が高すぎて手が出せない。
で、こうした原書を読むために、当時さんざん調べて買ったのがセイコーのSR-M6000という電子辞書。けっこう割引になっていて、たしか25,000円くらいで買いました。コウビルドという面白い英英も入っていて、非常に良い電子辞書でした。
懐かしい気持で手にとって蓋を開けてみたら、きちんと液晶が光ります。すごい。放置していた気がするけど、電池が生きていた。単4一本とはいえ、使わないでいると長持ちするんですね。
なんなとく表面を撫でてみたり。使う予定もないけど、リビングのテーブルの上に置いたりしました。気にいっています。
※ JD-AT91CL。実質1万6000円程度。電話帳入力システムはかなり使いにくいです。電話機、ほんとうはPanaが本筋なんでしょうが、欲しい安心対策がとりやめになっていたので仕方なくシャープ。
※ 読み続けて、たしか第5部のA Dance with Dragonsかな、急に水があふれ出た。以来、分厚いのをずーっと枕元に積んあります。