米ニューヨーク、コロンビア大学の芝生で3日間ほどキャンプを張っていた学生たちが逮捕されたというニュース。ガザ侵攻を非難する抗議行動で、100人あまりが警官隊に連行された。
コロンビア大ってのは典型的な東部の名門ですよね。日本だったら東大なのか慶応なのか、ま、比べること自体が根本的に無理だけど。そんなところで警官隊の突入があった。米国にとってイスラエル問題がいかに敏感なテーマなのか、うかがえます。
そうそう。ここで大量逮捕というのは、ベトナム戦争抗議デモ以来だそうです。なんと半世紀前になる。
ひるがえって日本はというと・・・・そもそも抗議そのものができない。都内のどこの大学だったかな、キャンパス内でタテ看板立てていた学生が退学だったか停学だったか。たぶん去年の話です。
ネットで写真をみた記憶がありますが、なんというか「オレ、抵抗してるんだからな」というシンボル的規模のうらぶれた看板でした。これくらいが精一杯。でも許してはもらえない。関西でも同様の動きがあったようです。
今のニッポン、デモとかストとかなんて許されざる非国民的行為なんでしょうね。先週だったか東池袋で数万人規模のデモ(パンデミック条約反対)があったらしい。条約の是非、参加人数の正確性は知りませんが、かなり大きなデモだったのは事実なようです。時事通信が伝えていました。ただし予想通りテレビ各局は完全無視。なかったこと。なんか違和感なく、そういう時代になってしまったようです。