着るものにほとんど関心ない生活おくっていたものの、あんまり衣装協力ゼロの姿勢を続けていると、周囲に気に入らないアイテムも増えてくる。
自宅でダラダラとか、たまに駅前程度なら問題ないんですけどね。たまに「東京へ」出るときに少し不便がある(※)。
数カ月前には珍しく注文出して帽子を買ってもらました。ちょっとハンチングめいた帽子。正しい言い方は知りません。寒いうちは便利でしたが、さすがにこのところは暑い。夏物も必要ですね、たぶん。
で、先日はスニーカーです。
ずーっと前、たぶん20年前かに妻が買ってきてくれたものもあり、見るからに軽そうで「ランニングするぞ!」という雰囲気のものなんですが、残念ながら長時間はいていると爪先が痛む。左の足の人指し指。爪が当たって、黒くなって死ぬ。足指の形が特異なんでしょうね。みっともないですが、黒いのが生えかわるには半年くらいかかります。
で、ついに思い立ち、「ランニング用」ではなく「ウォーキング用」を買ってもらいました。立派な店で、何足も目の前に出してもらって、時間をかけて購入。お大尽みたいです。
中敷きを外して履くと足がすっぽり包み込まれるようで、ピタッと合う。こんなに合っていいんだろうか・・と少し怖くなるほどです。少しではなく、かなり、かな。ずーっとこのまま「ピタッ」が続くかどうか。
はるか昔。スペインの「一目見ただけでジャストサイズを出してくれる」という評判の店で買ったことがあります。最初に出してもらったのは、ぜんぜん小さい。次のも合わない。店員がだんだ不機嫌になっていくのがわかりました。言わないけど、この甲高幅広イエロー野郎が・・・と思っている。買ったのはたしか4足目ぐらいかな。2つくらい大きなサイズだったと思います。幅は入ったけど爪先は2~3センチは余った。デザインのきれいな靴でしたが。
そんなこんな、靴には自信がないです。思い起こせば、もの心ついて以来ずーっと、足を靴に合わせて生きてきました。幼少はゴム短。夏になると蒸れます。それから下駄。鼻緒が擦れる。運動靴。踵がつぶれる。高校に入ったら「諸君は紳士なのだから靴を履いて投稿するように」と生活指導教師に言われました。中学までは足駄でガラゴロだったです。野蛮だなあ。ひょっとしたら雨には番傘だったかも。
大学入ってからはたいていサンダル生活だったかな。たまに都会へ遊びにでると「下駄でロビーを歩かないでください」と嫌がられました。そうそう、講義で出席点呼のすぐ後、木造校舎の廊下を足駄でガタバタ逃げたやつもいたなあ。あれはさすがに教授が怒った。同期には1年12ケ月ゴム長なんてのもいました。雨でも晴れでもいいから便利なんだそうです。
なんか古いことばっかり思い出してしまいました。あは。そのうち、試履してみます。
※東京 = 東京に住んでるのに変な言い方ですが、ま、電車に乗って外出のような場合です。さすがに少しは気を使います。