期待して発売を待っているAMDの新CPU、Ryzen 7 9700x。たぶん来月初旬、わりあい安価設定で店頭に並ぶはずですが、肝心のドル円相場が・・・。うーん、最近は平気で161円を越えてます。困るなあ。。
ひどい相場です。世の中、何から何まで値上げになっている。それに加えてAMDのやつ、何をとち狂ったのか「Ryzen 7 9700xをTDP120Wに変更するかも」とか急にアナウンス。
これ、低発熱の「65W定格」でした。ちなみにワット数が上がれば基本的にスピードアップです。ついでに発熱もアップ。65Wならあまり熱くならないはずなので、たぶん廉価な空冷12cmファンでも冷却がまにあう(※)。かなり好感もたれていた製品です。
ところがIntelへの対抗なのか、もっと高性能をPRしたいスケベ心なのか、急に「120W設定」とか言い出した。ギリギリのこの期におよんで変更するかなあ。ま、120Wでも稼働可能な内部余裕があった・・ということなのかな。
もちろん定格が120Wでも、小細工で押さえて65Wとか90Wとか低速稼働させることはできます。それでもかなり速いでしょう。そりゃできるけど、でもメーカーが「定格が65W 太鼓判」という安心感とは違います。
希望的観測としては
■Ryzen 7 9700x =120w 少し高い
■Ryzen 7 9700 =65w 少し安い
とか、逃げ道、選択肢を作ってくれるといいんですが。どうなるかなあ。
※同じ空冷12cmファンでも、大きなヒートシンクを前後から2枚ではさむとか。そんなテもあります。14cmになると大きすぎなのかな、よい製品が見当たらない