オダジマとスマホ

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小田島隆の本について少し書きましたが、そこでスマホについての感想があったことを思いだしたので。

小田島さん、若いころは遊撃手とかBug Newsとか、わりあいマイナーなPC雑誌にゲームライターみたいな感じで連載を持っていましたね。えーと、調べてみたら1980年代。

たとえばPhotoshopかな、これの新発売の体験記事もなんか書いていた。画像が自由に拡大縮小できる。メダカを書いて引き延ばせばタイにもなるし、フグにもなる。これ、今ではあたりまえだけど、当時はすごいことだったんです。

ザナドゥの紹介記事でも「ひたすら麻薬みたいに短調ミュージックが流れて・・」とか書いてたのをなぜか覚えている。たしかにね。そういう気だるいゲームでした。

ま、要するにPCとかゲームの分野には強い人だったわけです。ところがこの人でも、スマホが出現すると意外や、これに閉口している。画面が小さくて、老眼には辛い。細かいタッチがやりにくい。ガラケーのほうが使いやすいぞォ。なんでこんな小画面でコチョコチョしなきゃいけないんだ。

そうか、オダジマでもそうだったのか。嬉しくなりました。私はオダジマより10年近く早く生まれていて、やはりPCとかゲームとかが好きになったクチです。でもスマホはダメだった。だった・・と過去形にする必要はなくて、いまでもダメです。好かん。苦手。

昔、ASCII()の編集長でエンドウという人だったかな、ちょっとユニークなキャラで面白いとは思っていたんですが、惜しいことに「モバイル系」に関心の強い人で、モノは小さければ小さいほどいい。これが残念でした。とにかくオジサンとしては、小さい機器は好かん。扱いにくい。

いまでも見かけますね、オモチャみたいな小さなキーボートを愛している人。オタク系。なんかそういうDNAの系譜があるのかなあ。その人たち、豆粒みたいなキーを人指指で打ちます。()


ASCII、愛読しました。ちょっと素人っぽい部活ふうセンスが好きだった。正反対がソフトバンクの本で、宣伝臭が嫌いでした。坊主憎けりゃで社長のソンという人にも好感を持てませんでした。結果的にソンさんは大金持ちになったけど。

ついでに嫌いなのは『声に出して操作する』という考えです。声で指示ってのは面倒だし不便と感じるのですが、なぜか時々登場しますね。非常に悪い考えだと思っています。そもそも周囲の迷惑。