Old PC Memo 3

電算私史(3) 1996/11~2001

1996.11

少しずつためたへそくりでパソコン購入。Gateway2000 PentiumPro180Mhz CDドライブは12倍速。VideoCardはMystique。音源、ディスプレーはFMVから流用し、HDは容量を減らすなど値切って20万強。ようやくWindows95が動きはじめる。IMEはOAK。7000円。

本当はパーツを購入してPentiumPro200Mhzのシステムを組み立てようと計画していたのだが、CPUが一気に高騰(7万円弱だったのがあれよあれよで10万円越した)、迷っているうちにGateway2000が180Mhzの魅力的なシステムを値下げして発売。パーツを選べることがわかったため、方針転向したもの。(部品を抜いたセコハンは、娘の高校のアマ天文部に寄贈)

買ったソフトはWizardryとSimcityのWin用バージョンアップ版、Civilazation、TombRaider、囲碁。これで貯金がからっぽになった。その後、予定外のプリンター故障で、一番安いエプソンを検討。浜松町のダイエーに1万7000円と掘り出し物があったのですぐ購入。重い代物を下げて帰る。

1997.03

設定にはかなり手間取り、約一カ月かけて環境設定やデータのコンバート。DOSソフトが意外にWindows95から起動できることが判明。いろいろいじっているうちに、Windows95の仕組みをほぼ理解できた。まだレジストリ関係だけは触っていないが。このところ休日はちょっとワープロやら日記やらを書いて、ちょっと囲碁をやり、ちょっとシステムをいじっているうちに過ぎている。

1997.5

4月中旬から会社購入のFMV(166Mhz)をセット。通信環境が整う。机の上を二階建てにしてようやくはめ込んだ。キーボードは兼用。ディスプレーは本当は17インチにしたかったのだが、スペース的にとうてい無理。現在、デスクトップとミディアムタワー、15インチディスプレー2台、プリンタ、ファクス、TA、キーボード1台がデスク上に乗っている。

冬ごろから気にかかっていたのだが、Diabloをついに購入。5800円。いい。独特のユーモア感覚がある。久しぶりに面白いゲームにあたった。まだ階層5に行った段階だが、だんだん内容がわかってくる。なにしろ全部英語だから、細かい部分が難しいのである。

1997.5.21

ついにクロックアップに挑戦。といってもベース60Mhz×3の180MhzPentiumProを、66Mhzベースにディップスイッチ切り換えしただけなのだが。電源を入れるときは緊張した。かなり可能性は薄いはずだが、最悪の場合はCPUがオシャカになることもありうる。

成功。特に熱くなる気配もない。ファンではなく単なるヒートシンクなのだが、周囲が空いているせいだろうか。それとも石そのものに余裕があったのか。

重いゲームで確認してみると、フレームレートが1割から1割5分上がっていた。ワッハハと笑いたくなる。これで昨年の暮れの180Mhz選択の悔しさを解消じゃ。なんといってもベースクロックを上げるというのは効果がある。現在、Pentium2の233Mhzとか266Mhzとかは出始めているが、これは最初から計算ずみ。まだ超高価だし、とくに欲しいとは思わない。どうせ今年の暮れか来年春ころにはPentium2の300Mhz以上を購入の予定。ビデオまわりの新バスとマザーボードの様子を見ながら検討する予定。

それよりも、17インチのモニターが欲しくなっている。隣の富士通の安物モニーターと比較してさえ、色にじみが目立つ。まともなモニターをそろそろ買う必要がある。メモリは現在の32Mで特に不自由はないのだが、ま、金があまったら増設するかという程度。

メモリはどうせ168ピンに移行する。その時点で72ピンは使えなくなる公算大。メモリの購入は待つのが正解かな?

1997年8月

Quantumの3.2ギガ(UltraDMA33)を購入。TwoTopで29000円。UltraDMA33の機能はまだ当分使えないが、単純なATAと使用してもけっこう速い。パーティーションを2つに切って使用。これでトータル4ギガ。3ドライブとして使用。余った1ギガは会社のパソコンにバックアップ用として入れた。バックアップがあると安心して使える。

モニターはまだ逡巡している。なかなか買う決心がつかない。現状で我慢できないことはないから、やっかい。この5月からDiabloにはまっている。なかなか良質。また仮想CDユーティリティ購入。これで外見上はCDドライブが合計4つある環境になっている。快適である。

8月

CDの内容をハードディスクに移すユーティリティ購入。まったく不具合なしとはいえないが、まずまず好調。衝動でDungeon Keeper購入。EDO RAM 32Mを1万2000円。そろそろ品薄になりかかってきたので購入。ほぼ底値であろう。モニターはまだ迷っている。

9月

三菱のRD17GX2。リフッシュレート86Hz。6万9800円。税・送料込みで7万5000円。初めて単品のモニター購入である。

12月

ハードディスク購入。Quantum 4ギガ。ただしViertualCDを使っているので、いくらあっても足りない感じになってきた。現在のトータルは7ギガ!

Win98は98年6月から7月ごろになりそう。 ボーナス2回分が使えるか?
Pentium2 (333Mhz~450 Deshutes)も来年早々。400Mhzは初夏から?
問題点= FMKB201がIEEE1394に対応するかどうか。 PS2も使える?

1998年6月24日

へそくりがなくなった。毎月の目減りと、今回椅子(2万8000円)を買ったら、残りが3万円。うーん、こまった。

1998年8月2日

現在考えているのは
ケースを購入して PentiumProとマザーを会社へもっていく。
Pentium2の400Mhzか450とシステムを購入、当然P100メモリを64以上、(ビデオカードはあとで)。これを牛のケースに入れてしまう案。

1998年9月15日

現在考慮中は下記の通り
・マザーボード (ASUS P2B 440 BX )=2万5200円?
・Pentium2 (400Mhz)=9万
・メモリ (SDRAM 128M p100 cl2)=2万6000円
・AGP Video Voodoo2=2万5000円
・(Windows98)=(1万5000)
総計=17万円

1998年10月

漏電問題(キーボード破損もこのためか)のあおりで、つい買い換えてしまう。
Celeron300A Mhz。128kbの内蔵メモリ(同期)つき (SL2WM 08350704 Costarica)で、バルク版が2万5000円強。これに電圧コントロール可能な 安いマザー Abit B6Hが19800円。メモリ128kb(Cl=2)、2万3000円。CPUファン3200円。消費税込みで7万5000円弱。Intelの新方針のおかげで(?)非常に安くあがった。

あっけなくクロックアップ成功。463Mhzで動く。103Mhz×4.5倍。
ただし、仮名漢字関係でフリーズが多く、迷いながら試しにOAKをバージョン6にアップ(7500円)。これですんなり解決した。

Power Ledをつけ、前面にファン増設。当初はシステム温度50度。ずいぶん高いとも思ったがチェックの結果、前面につけた吸気ファンを逆まわししていた。調整後は46度。さらにCPUファンを増設して裏側からも吹きつけて30~31度。さらにIDEケーブルを束タイプにするなど工夫中。いろいろ考えることがあって楽しい。ただしこちょこちょ買っていると、けっこう小銭が消える。また504Mhzはあと少しのところで止まる。2.3Vでは苦しいようだが、これい以上のアップはひかえる。

今後は SoundBlaster64 PCI SoundBlaster128PCI あるいはEnsoniqueなどの安いPCIサウンドカード 6000~10000程度か。nVidiaの RivaTNTカード あるいは3dFxのVodooBansheeカード。 18000円~30000万円。かなり悩ましい選択になりそうだ。またWindows98も近々必須。娘にアカデミックパックを買わせて6000円。 近々でるSimcity3000。 ちょっと疑問だがMight&Magic6。これも疑問だがAge of Empier などが現時点での候補。

1998年11月4日

秋葉で温度計(バルク)を買い、CPU直接(といってもヒートシンク部分)の温度を測定。外気が20度の場合、LM78(PCIバス付近)は28~29度、CPUはほぼ38度と判明。酷使するとCPUは40度を越す。

12月

・ViperV550(RivaTNT)=21800円
・SB LiveValue =15500円
・ケース=14800円 (いずれもTwoTop)
・その後、田川アルミの巨大ヒートシンク購入。10000円 (Aztec)。

試行錯誤の末、CPUは外気より約10度上昇 (内部は20度上昇= LM78計測)で決着。
ただしV Core 2.1Vで 504Mhz(112Mhz×4.5)で稼働の場合
通常の稼働は安全を見て464Mhzで行っている。

不要となったケース、P6-180、マザーを会社へ。不調のFMV150から部品流用して新規組み立て。
あとは1月に10ギガ程度のHDを購入予定。余った3ギガは会社へ交換予定。

1999年1月

IBMの10ギガHD購入。DTTA371010。 3万1800円。たっぷり余裕ができた。パーテーションは2つに切って、DディスクはFAT36の8ギガとする。

1999年2月

先日5インチベイのハードディスククーラーを購入。小さな3連ファンを外して、余っていた中型ファンをつける。音がうるさいが、内部温度(LM78計測)はCPU温度とほぼ一致するようになった。

また生産中止となりそうなので、万一のためにCeleron300Aの予備を購入。9800円。ただしこれは外れ品で463Mhz駆動に2.2vが必要。緊急時用として保管にまわす。以上でヘソクリはカラッポとなる。半年は貧乏生活。3月にはSimCity3000が発売予定なのだが。

1999年7月11日

このところシステムには満足しており、大物は買っていない。SimCity3000は購入済。
夏のボーナスで懸案のレーザプリンタ(A4)を購入。EpsonのLP 800。新製品LP800s(USBポート他のマイナーバージョンアップ)が発売されたため、旧機種は低落。新橋のダイエーで2万9800円にて購入(現品限りの最後の1台)。これまでのMJ510cはインクが滲んで不都合だったためだが、さすがにレーザの使い心地は非常によい。きれいであり、普通紙を使用、早い。A4とはいえ個人がレーザプリンタを持てる時代になった。感慨。

7月

予備のFMV-KB211 を購入。2万8000円かと思ったら正価販売で消費税付き。3万1500円。これで老後(?)の心配が消えた。その後壊れたキーボードの修理も相談してみたら1万6000円あまりで交換するとのこと。これも依頼する。一気にキーボードが2つも余分になる。PS/2コネクタがある限り、あるいはUSB→PS/2の交換器がある限り今後はキーボードで心配しないですむはず。

11月

今月初旬、FlightSim200、Tombraider3、Age of Empire2を買う。遊ぶ時間などないのだが、つい貧乏性で買ってしまう。あとはUltima9とDiablo2か。

Ultima9はPentium3の450、128メガメモリでもきつい様子。少なくとも256のメモリは必須の様子だ。調べてみたら128のDIMM(PC100 CL2)は18000円程度。

ハードウェアはもうしばらく辛抱して、クロックが倍の1ギガになったら考える予定。来年の冬ごろかな。

12月

Ultima9を購入。実に重い。とりあえずメモリ(PC133 CL3)128M購入 理屈としてはPC100とPC133は混在できないらしいが、実際には問題なし。それでも画面がチラつき、これはビデオカードを変更しないと無理のようすだ。
選択肢としてはVoodoo3のバルク(14000円)か、あるいはGeForce256(カノープスで3万8000円)あたりになる。Voodooの将来はあまりなさそうだけに難しい。

2000年1月

カノープスのGeForce256はまだまだ高価。夏頃には次世代が出るもようなので、しばらく傍観が正しいようだ。Ultima9はしばらく封印か。

GeForceの次世代はNV15、NV20。かなりスペックアップする模様。夏前に発売か。それまで待って購入を予定している。CPUとマザーは暮れの予定。1ギガ近くのサイクルスピード(Willamette)を待って買うつもり。

2月

BH6の中古購入。6900円。これに在庫のCeleron300A(2.2vで450可能)、128MのDIM(PC100)を抜いて新規に組み立て、会社のFに贈呈予定。ケースは転がっていた旧Gatway。CD、FD、HDなどは転用。

5月12日

CPU進化予定メモ
・2000 Q4 Willamette 423(1.4G) / 0.18μm /Thehama=RIMM使用?
・2001 Q2 Willamette 479 / 0.18μm /Tulloch
・2001 Q4 Northwood / 0.13μm /Tulloch

8月8日

廉価のAMDの石、Athron(Thunderbirdコア)が面白い状況になっている。新型マザーを使うと倍率を強制設定が可能のようだ。ただしロットによってはCPUのL1ディップスイッチ(超小型)を通電性ペンなどでグローズにする必要がある。 700Mhzあたりがうまくすると1ギガでも回るらしい。時間があれば文句無しに飛びつく感じなのだが・・。

・Thunderbird のAthron(Socket A)750Mhz FSB=100=22500円
・Thunderbird のAthron(Socket A)800Mhz FSB=100=28000円
・Abit KT7=19800円
・Asus A7V-WOA=18800円

10月9日

AMDの石、Athron(Thunderbirdコア) Socket A 800Mhzを購入(秋葉の九十九)。マザーボードはまたAbitでKT7(チップセットはKT133)。通電性のコンダクティブペン(千石通商)も買ったのでトータル4万円弱。定格電圧では案外回らず、945MHzくらいが限度のようだ。とりあえずは900MHzで使用中。それでも十分速い。余裕ができたらクーラーなど工夫してみるつもり。CPUの細かい細工はM子にバイト料1000円でやってもらった。

10月15日

暮れのボーナスでビデオカードを検討予定。nVIDIAか3DFxか悩ましいところ。

11月5日

暮れに購入検討はビデオカード、CD-ROM/RW。
NVIDIAのチップ使用カードがやたら高価になっていて迷う。1世代前のGeForce2 GTSが安くなったものにするか、それともマイナー承知で3dFXにするか。CD-ROM/RWはプレクスターのカード(BurnProof)がいいみたい。Ashuronも1ギガものが4万弱とどんどん安くなっている。メモリもこのところ急速値下がり。

現状価格(九十九)
・Voodoo5=32,800
・メモリ128(PC133)=7,280
・PX-W1210TA/BS=29800

11月26日

先週、メモリ128M(PC/133 Cl=3)を2枚購入。一枚税込みで5900円ほど。一時の3分の1程度に低落している。 3dFXがビデオから撤退表明。未来のなくなったVoodoo5か、それとも安くVoodoo4(16000円)にするか。悩ましい。電源も要検討。

12月2日

必要が生じて急遽MO購入。富士通(モッキンバード)のFMO-640USB3。九十九で2万9800円。かなり心配しながら繋いだが無事起動。ドライバーは旧版のRev4を使用すること。VooDoo5.5がついに大幅値下げ。3万3000円程度だったのが2万4000円。

これまでの購入
・メモリ128×2=12000円
・FMO-640USB3=29800円
今後の予定
・Voodoo5.5=24000円?
・VirtualCD(UpGrade)=5000円
そのうち
・CD-R/RW=27000円

12月20日

FaithでVoodoo5.5(2万1000円)。Faithは画期的に安くなっていた。今週、九十九で電源(Delta300WのAthlon推奨電源。 8900円)。やはりこれまでの電源(Freeway)はかなり劣悪品だったらしい。VIAの4In1ドライバー、ABITのBIOS(kt7_wt) をバージョンアップ。MO数枚に念願のバックアップ作成。今回のMO、別種メディアに変えるときは再起動が必要など、使用にコツがいるが、なんとか使えるようになった。どうもKT7のUSB関係に問題がある様子。

2001年6月2日

先月、衝動的にWindows2000を導入。98とのデュアル環境とする。これからの課題は1.2から1.4 G程度のCPU、当然FSBは266MHz。メモリはR-DRAMで256Mから384Mということになりそうだ。この場合マザーも換装になるので費用がかさみ、今度のボーナスで一気にジャンンプアップは難しそう。
とりあえずはCD-R/W程度でお茶を濁しておくかな。

2001年11月10日

CPUスピードが倍になったらまた考えようと思っていたが、わずか1年足らずで本当に倍になってしまった。現在の計画は
・AMD ATHLON XP1800+=26000円
・EpoX (KYT266A)=15000円
・DDR-SDRメモリ= 7000円(PC2100 256x2)

 

←Old PC Memo 2 | PC&自作1→

 

更新日: